私は、普段ピアノを教えたり、
カラーセラピストの養成講座、
時間術の手帳講座、
曼荼羅ワーク®では曼荼羅アート・・・。
と、教えることを生業としています。
そのときに、気をつけているのは、
相手にわかるように教えること。
同じことを教えるとしても、
相手の年齢や、それまでの経験などを考えて
話すときの話し方を変えたり、
同じことを話すとしても、
例え方を変えたりと、
引き出しを多く持つように気をつけています。
そして、自分の学びとして、
教えていただく生徒の立場にも立っています。
そこで気付いたことを。
わかるように教えること
これって案外、難しいんですよね。
自分がわかっていると、
専門的な知識を持っているので、
考え方も、プロ目線になっています。
そのプロ目線のまま
講座などで話したとしたらどうでしょう?
初めて、その分野のことを学ぶ人に、
いきなり専門分野の話を始めてもわかりません。
たとえて言うなら、
文字を知らない子どもに、いきなり漢字から教えますか?
というようなことです。
うんうん、そんなことしませんよね(^^;)
最初は、ひらがなから教えて、読み書きできるようになったら
カタカナ、漢字と進んでいきます。
大人になってから学ぶことも同じ。
大人だからといっても、学び始めたときは子どもと同じ。
な~んにも知らない白紙の状態だから、
まずはかみ砕いてわかりやすく伝えることが前提にあると思います。
ここをすっ飛ばして、
いきなり難しい話をしても、理解できないし
面白いとも思えず、
なんだかよくわからなくて、辞めちゃった・・・。
になってしまうんだと思います。
そうならないための引き出しを、
講師の方は、たくさん持ってほしいな~。
もちろん、私も今まで以上に意識しようと思っています。
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