爪、伸びてない?

少し長いお休みの時、
ネイルをしてオシャレを楽しみたい!
と思いますよね。

そして、ネイルするとなると、
少し爪が長いほうがキレイに見える。

うんうん、わかります。
爪が長いほうが、指も長く見えるし・・・。




でも、伸ばした爪でピアノを弾いていると、
指先で鍵盤を弾けないので
どうしても、指が伸びたまま弾いてしまうことになり
しっかりしたタッチで弾けなくなります。

鍵盤に爪があたり、カチカチなって気になったり・・・。

なにより、ちゃんとした手のフォームを保つことが難しい。


指を伸ばして弾くほうが良い場合もあります。
特に、ショパンの曲を弾くときには、
指を伸ばし気味のほうが、音色もキレイになったり。


でも、今、私が頭に思い浮かべながらここに書いている爪の話しは、
ピアノの練習の基本的な話しです。


表現の以前の段階での、手の形を理解する段階のこと。


クリアな音が出せているのか?
自分自身の耳で、それがわかって弾けているのか?


と、考えたときに、爪が伸びていると、
良い手のフォームでは弾くことができません。

なにより、よっぽどのことがない限り大丈夫だと思いますが、
爪を鍵盤と鍵盤のスキマに引っかけて
爪が割れたり、折れたり、剥がれたり・・・。

なんてことになると大変!

生爪が剥がれたときの痛さは、本当に大変なんです。

レッスン中に、そんな流血騒ぎになると大変ですし
おうちでの練習中であっても同じことです。



中学生、高校生くらいになると、
爪、伸ばしたいですよね。
でも、ピアノのレッスンをしている限り、
爪を伸ばすことは、スッパリあきらめましょう(^^;)

私、ピアノの練習しているから!

というプライドを持って、短い爪の美しさを堪能してください。


小学生くらいのお子さんでもそうです。
爪を伸ばしていて良いことなんて、たぶん1つもないと思います。

爪が伸びていることで、
お友達に爪でケガをさせることもあるかもしれません。
リスク回避の面からも、爪は短くしてくださいね。


今日は日曜日。
爪のチェックしてみては?




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